2014
09.11

知恵

(『アシュタヴァクラ・ギーター』私訳)


あなたは、元々ひとつであり
終わりのない自己を知っている。

あなたはセルフを知っている、
だからこそあなたは穏和なのだ。

なのになぜ、いまも富を欲しがるのか?

無知により、真珠の貝殻が銀に見える。
欲が生じたのだ。

自己を知らぬことから
五感渦巻く世界への
欲望が生じる。

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2014
09.08

アウェアネス(後半)

(「アシュタヴァクラ・ギーター」私訳)

何ものも、わたしのものにあらず、
されど、考え得るもの、語り得るものすべてが、
わたしのものである。

わたしは知る者ではなく
知られる側でもなく、
知ることでもない。

これら三つは実在ではなく
わたしが知られていないときのみ
それらは真実にみえる。

わたしには、欠けたるところがない。

ひとつから二つが生じること。
これが苦しみの根本である。

わたしは二つがないひとつであり、
純粋な意識、純一な喜びであり、
すべての世界は偽りだと知覚すること、

ほかに療法はない。

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2014
09.07

アウェアネス

(『アシュタヴァクラ・ギーター』の私訳です)

昨日までは、
幻想に当惑されて生きていた。

いま、わたしは目覚め、
欠けたるところなく、平静で、
世界を超えた存在だ。

わたしの光から、
体も世界も生じる。

すべての事物はわたしのものであり、
何ものも、わたしのものではない。

いまや、肉体と世界を放棄したわたしには、
特別なギフトが与えられた。

わたしには無限の自己がみえるようになった。
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2014
09.04

ザ・セルフ (後半)

この確信の炎で
無知の森林を焼き尽くしなさい。

悲しみから自由となり
幸福でありなさい。

幸福でありなさい!

あなたは喜び、制限のない喜びなのだから。

あなたは意識、そのものなのだから。

一巻きのロープを蛇と見誤るように、
あなたは自分と世界を混同してしまった。

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2014
09.03

ザ・セルフ

少しずつになりますが、アシュタヴァクラ・ギーターという、ヒンズー教の聖典のエッセンス部分を私訳にてご紹介していこうと思います。 参照元:The Heart of Awareness:a translation of The Ashtavakra Gita


師よ、
どうしたら、無執着と知恵と自由を得られるのですか?

子よ、
自由を望むならば、感覚という毒を退けなさい。

真実の、愛と許しの、シンプルさと幸福の果汁を捜し求めなさい。

土、火、水、
風や空、
あなたはこうしたものではないのです。

自由であることを望むなら、
あなたがこれらすべての目撃者、
意識の真髄、
セルフであることを知りなさい。

体は横に置いて、
あなたの意識の中に座りなさい。

幸せはそれで得られます。
永遠の静寂、
永遠の自由です。

あなたには身分もなく
義務に束縛されもしません。

あなたは、形態がなく、自由で、
感覚の支配域を超えた、
すべての事象の目撃者なのです。


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