2014
09.13

真の探求者

(『アシュタヴァクラ・ギーター』私訳)

賢者は自己を知っている。
そして、人生というゲームを楽しむ。

けれども愚者は、まるで重荷という獣の
世に棲むがごとくだ。

真の探求者は、
インドラほかの神々が恋い焦がれた
高みに達するとも、
得意になることはない。


彼は、ものごとの本質を知っている。

煙が空を汚せないように
彼の心が善や悪で汚れることはない。

彼は心の純一
世界のすべては「自己」に過ぎないと知っている。

彼が望むままにするのを
誰が止めることができよう?

梵天から草葉の一枚に至る
四種の存在の中でも、
欲望と忌避を捨てられる強者は
賢者より他はいない。

何と稀なるひとか!

自分をセルフだと知り、
そのように振る舞い
決して恐れることがない。

彼は、自らが二つとないひとつ、
すべての創造の主(ロード)たる、
セルフであることを知っているから。



参照元:The Heart of Awareness:a translation of The Ashtavakra Gita



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