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2013
02.10

最近観たDVD:寸評4

Category: 映画・動画
これで寸評シリーズ完了です。三ツ星、四つ星まとめました。

☆☆☆☆風の谷のナウシカ

ナウシカの発想は、名前はギリシャ神話の中の人物から、イメージとしては、日本の古いお話にある、浮世離れした大の虫好きのお姫さまから得ていたらしい。ナウシカの中には、理想の人間像がすべて詰め込まれている。だからみんなに愛される。


☆☆☆☆マッチポイント

人生をまじめで堅実に歩もうとしてきた善良な青年が、一人の女性に出会ったことで運命を大きく変えることになる。抗し難いカルマの力に、思ってもいない方向にその歯車は回り始める。人間にとって、特に男性にとってセクシャリティは重要なテーマだとこの映画は語っている。ウディーアレンは、物語や会話の展開の自然さをとてもうまく表現する俳優であり監督だ。


☆☆☆☆ALWAYS 三丁目の夕日、続・三丁目の夕日

昭和33年、東京タワー開設。この一本の電波塔が、戦後の日本の一体感のために果たした役割は大きいと思った。物語もそこから始まる。想えば、昭和の40年代終り頃までは、土地にも人にもまだ余裕があった。家にも隙間が多かった。生産性、効率という名のもとに、日本人はそうした隙間をどんどん削り、無くしていった。今、その隙間が恋しくてたまらない。その隙間を、犬でも子供でも自由に動き回れた。隣の家にお風呂をもらいにいったり、ちゃっかりご飯を食べていたりしていた。だからこのシリーズが大ヒットしたのだろう。小雪が、もらってもいない架空の指輪を嬉しそうに見つめるシーンは、何より美しかった。3作目…'64も観たが、前作までの輝きは放てなかったようだ。ちなみに、昭和33年に333mの高さをもって造られ幾百万のスターや人気キャラクターや番組となってその姿を現し続けたこの観音塔は、2011年にその役割を全うし、新しい時代のスカイツリーにバトンを渡した。このあまり美しくも思えないデジタル god は、どのような働きを担っているのだろうか。



☆☆☆博士の愛した数式

記憶障害を持つ元大学教授を寺尾聡が、その教授と交流をもった少年役を吉岡秀隆が好演。どちらもはまり役。
素数の神秘性など思ったこともなかったし、友愛数などというロマンチックな関係をもつ数が存在することなど知らなかった。 社会的には働くことのできない教授だが、世の中にはそれとは別な働き方というものがある。人はその力によって癒され、救われている。
また、記憶を失うという点に関しては、☆☆までに登場した「イノセンス」や「50回目のファーストキス」と共通のテーマを持つ。言わんとしているのは、人の本質は、記憶を超えたところにあるということだろう。


☆☆☆グラントリノ

朝鮮戦争に従軍し、その後、フォードの従業員としてグラントリノ等の車を創り続けた老人をクリントイーストウッドが演じる。車を愛し、無愛想で無口。息子たちとどう交流していいかわからない彼が、ひょんなことからオリエンタルギャングに翻弄される隣人を助ける羽目に。悲しくも勇敢な生き方。こういう生き方をする老人が、きっとどこかにいるだろう。イーストウッドの存在感がすごい。


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